バイナリーオプションとFXとの違いとは？

FX経験者や、FXを少し知っている方は「バイナリーオプションとFXって何が違うの？」と思う方もいらっしゃると思います。

今回は、バイナリーオプションとFXの違いを比較して解説していきたいと思います。

バイナリーオプションとFXの違いとは？

• FXでは外貨や通貨の価値の変動によって生まれる「差額」が利益になります。
• バイナリーオプションは、外貨・通貨の価値が「上がる」か「下がる」かを予測して、予測が当たれば利益を得られるというものです。

取引ルールの違い

FXでは、資金の最大25倍まで取引が可能です。
注文方法は、成行、指値や逆指値、IFOやOCO、時間成行、2WAYOCOなど、豊富な注文方法がある反面、ちょっと複雑であるともいえます。

一方のバイナリーオプションは、上か？下か？を予想するだけです。

「チケットの購入をしたら判定時刻を待つだけ」という単純でシンプルなルールになります。

また、業者によっては途中で損失を限定させる権利放棄というルールを採用しています。

最低限必要な資金

FXの場合、一般的な1万通貨取引のでは、米ドル円の為替レートが100円の場合＝4万円です。
現実的には10万円ほどは欲しいところです。

バイナリーオプションは、業者によって異なりますが、一回の取引で100円～1000円程度です。
口座開設の際の初回入金額も最低10,000円～20,000円程度が主流です。

取引時間

FXでは、数分、数時間、数日、数週間、数か月間…etc、と投資家が自由に決めることができます。

海外バイナリーオプションでは、最短30秒～10分程度のスピーディな取引が行える業者が人気です。

リスクについて

FXの場合、土日を挟んだ取引や、テロ・戦争・天変地異・ヘッジファンドの破綻など、短時間に大きく為替レートが動くと、ごくまれに元本以上の損失を出してしまう恐れがあります。

バイナリーオプションでは、チケット購入金額以上の損失は出ません。
ですが、予想を外した場合は基本的に投資金が全額損失ということになるので注意が必要です。

FXには強制ロスカットという仕組みがあり、損失を防ごうとしてくれますが、バイナリーオプションにはそれがありません。

通貨ペアの数

FXでは、少ない業者ですと10程度。多い業者なら50ほどになります。
良く取引されている通貨ペアは5ぐらいでしょう。

一方のバイナリーオプションは、3～6ぐらいの業者が人気で、あまり通貨ペアの多さは重要とされていないという感じです。

どちらも為替の値動きを予想する金融商品ですが、バイナリーオプションはFXのと違い、専門的な知識がなくても勝率50%から取引を始められるという点です。

二者択一で予測を立てるだけで取引が始められます。更に、知識を付けていくことで勝率を70％程度まで上げて攻略することも可能だといわれています。

そういった点も含めて、バイナリーオプションは初心者の方には手を出しやすい必勝投資ではないでしょうか。

そして、少額の資金で始められるという点も大きなポイントですね。

初心者の方は、バイナリーオプションという選択肢もありだと思います。