バイナリーオプションの税金に関する話

　お金を稼ぐ以上、税金に関しては知っておかなければなりません。

脱税は犯罪ですからね。ちなみに脱税すると、どれくらいの罪になるか知っていますか？

簡単に言ってしまうと、脱税は刑事事件になるので、所得税法・法人税法などの各税法に基づき【５年以下の懲役】もしくは【５００万円以下の罰金】になります。両方の可能性もあり。

怖いですね。

お金を増やそうと投資を始めたのに、知らずに脱税をしてしまったがためにお金を損するのは何としても避けたいところです。

そこで今回は、脱税など言語道断！しっかりバイナリーオプションの税金知識をつけていってもらいます。

逆に税金の知識を知っておくだけでも、得することばかりです。社会勉強だと思い、覚えておくことをオススメします！

バイナリーオプションにかかる税金

バイナリーオプションで取引をしていて、全く稼げていないのなら課税の義務はありません。

バイナリーオプションで、１月１日から１２月３１日までの１年間に２０万円以上の利益が出ている場合のみが課税対象となります。

この場合、確定申告が必要になります。

海外業者を利用した場合にかかる税金は、【総合課税】に分類されます。

総合課税の計算方法

総合課税の計算方法は、

【給与所得】+【所得】＝総合所得

この合算した総合所得金額から、所得控除の合計額を控除し、その残額に税率をかけた税額になります。

課税される所得金額は以下のようになります。

• 195万円以下　5％
• 195万円以上、330万円以下　10％
• 330万円以上、695万円以下　20％
• 695万円以上、900万円以下　23％
• 900万円以上、1,800万円以下　33％
• 1,800万円以上　40％

確定申告が必要な人は？

　では、実際に確定申告が必要な人は、どういった人でしょうか。

FXやバイナリーオプションで言う所の為替差益の合計が、１年間で２０万円以上になると申告しなければならないのです。

逆を言えば、１年間で利益が２０万円以下なら申告しなくても問題ありません。

※例外としては、年間の給与収入額が２０００万円を超えている人は、２０万円以下だったとしても申告する必要ありです。

確定申告をする際は、最寄りの税務署へ行って確定申告書を作成するか、ネットで用紙をダウンロードして記入し郵送する方法、もしくはe-Tax（電子申告）による提出があるので、自分のやりやすい方法で申請してみましょう。

以上までが、バイナリーオプションの税金に関する話でした。税金は国民の義務なので、くれぐれもルールを守って楽しい投資生活をしましょう。