バイナリーオプションのメリット・デメリット(デメリット編)

バイナリーオプションのメリット・デメリット(デメリット編)

これからバイナリーオプションを始めたい、バイナリーオプションを攻略したいと考えている方々に、最初に知ってほしいのはメリットとデメリットです。

投資は必ず儲かるという金融商品ではありません。
メリットの部分だけを見るのではなく、しっかりデメリットを把握した上でリスク管理を行っていくことが重要です。
前回は、バイナリーオプションのメリットについて解説しましたので、今回はデメリットについて解説していきます。

予想が外れた場合は投資額を全額失う

株やFXの場合、損失が出たとしても随時取引きを終了することができるので、全額を失う前に取引きを終了すれば全額失うことはありません。
しかし、バイナリーオプションでは、「当たり」か「外れ」かの二者択一ですので、外れた場合は掛け金を全て失います。掛け金全額が損失額となってしまうということです。

権利放棄という、途中で取引きを終了できるサービスもありますが、この権利放棄を扱っている取引業者は限られています。
更には、終了時間に近づいてくると権利放棄ができなくなります。

1回の取引で稼げる額には限界がある

バイナリーオプションでは、取引の際の投資金額に上限が設定されています。この上限は業者毎に決まっていて、取引時間が短いことからコンスタントにコツコツと取引の回数を重ねて利益を積み重ねていくのが主流です。

株やFXのように一度に何百万という金額を動かして何千万の利益を狙うという投資ではないため、一気に大金を失うリスクはありませんが、1回の取引で稼げる額には限界があります。

更に、上記で説明したように予想が外れてしまった場合、投資した金額が全て損失額になるので大きな金額で取引を行うには相当のリスクが伴います。
毎回、高額での取引を行うのではなく、投資額に強弱をつけて攻め時を見極めて取引を行わなければなりません。

次々と資金をつぎ込んでしまうと危険

最大損失額が決まっているのでリスク管理が簡単で安心だと思っていると危険です。そこがメリットであり、デメリットでもあるのです。
バイナリーオプションの取引きの時間は、短いもので30秒のものもあります。投資額が少なくて済む安心感もあり、次々に取引きをしてしまうことがあります。

負けが続くと、つい熱くなってリスク管理を怠ってしまう可能性が高いのがバイナリーオプションの特徴かもしれません。

そして、気がついた時には大きな金額を失っていた…なんてことにもなりかねないので十分に注意しましょう。

自制心を持って、冷静に取引きを行なっていれば問題ないとは思いますが、取引きに慣れてくると陥りやすい点ですので、気をつけておきましょう。

やはり、投資を行う中で最も大事なことは、利益の上げることに没頭するのではなく、リスク管理をしっかり行うことかもしれませんね。

これからバイナリーオプションを始めようと考えている方は常に意識しておきましょう。